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星占いブログ、「れもん月」 です。

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11/30/2019

お芝居、観てきました。

すんごい久しぶりに、ダンナと芝居を見に来ました。

確か、前回、芝居好きのダンナに連れられて行ったのは、
第七病棟の「ビニールの城」 (唐十郎作、石橋蓮司演出)
もうかれこれ、30~40年前のこと。
石橋蓮司さんがステキだったことを覚えています。


今回、ダンナに連れられて行ったのは、
「ドクター・ホフマンのサナトリウム 〜カフカ第4の長編〜」
(ケラリーノ・サンドロヴィッチ作・演出)


以下引用~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

近頃発見されて話題となった、フランツ・カフカの長編小説の遺稿。これをすかさず舞台化しようという企みが、この度の公演である。困難な上演になるだろう。なにしろ、そんな遺稿なんて見つかってないのだから。
 カフカ(1883〜1924)は、お馴染みの『変身』をはじめとした数々の短編小説と、『失踪者(アメリカ)』、『審判』、『城』の3本の未完の長編小説(『審判』は途中が欠落、他の2作は文字通りの未完)を遺し、親友の編集者マックス・ブロートに「遺稿は全て焼き捨ててほしい」と言い遺して天に旅立った。死因は、当時まだ不治の病だった結核。マックスは約束を反故にし、焼き捨てるどころか、全集を出版した。ひどい話だが、そのおかげで今、我々はカフカの、カフカにしか書けない小説を、幾度でも読むことができる。そして、死後100年近くを経ての、新たな長編原稿の発掘。発掘されてないのだけれど。
 発掘されてない以上読めるはずがない。故に私はまだこの小説を未読だ。きっと前例に漏れず、欠損だらけだろうと憶測する。ラストシーンはあるのだろうか。全体がないのだからあるわけがないが。
「ドクター・ホフマンのサナトリウム」というのは、彼が最後の数ヶ月を過ごした療養所である。ということは、『城』のあとに書かれたのだろう。書かれてないのだけれど。「 カフカ第4の長編」は、まだ見ぬ「カフカ最後の長編」だ。人生の終焉を見つめ、それまでにない「新しいカフカ」が見つかるやも知れぬ。困難な公演だ。せめて遺稿が見つかっていればもう少し楽だろうに。

ケラリーノ・サンドロヴィッチ



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面白かった~!

私にとっては、「ビニールの城」が、
芝居って言うものの基準だったのですが、
やっぱり、30年以上も経つと、
お芝居も全然違うのね。

って、比べるべきものではないと思いますが。



舞台全体がカッコいいっていうか、あか抜けてるっていうか・・・。

ストーリーも面白くて、
どんどんその世界に入り込んで、
3時間半の芝居が、あっという間でした。