アレハンドロ・ホドロフスキー監督の
「エンドレス・ポエトリー」を見てきました。
ホドロフスキー監督は、
カモワンタロットを作った人でもありますね。
前作「リアリティのダンス」の続編です。
君が、詩が、僕の行く道を照らしてくれる──
燃えさかる蝶のように。
ある日、アレハンドロは従兄リカルドに連れられて、芸術家姉妹の家を訪れる。そこでは、古い規則や制約に縛られない、ダンサーや彫刻家、画家、詩人など若きアーティストたちが共に暮らしていた。彼らと接していく中でアレハンドロは、それまで自分が囚われていた檻から、ついに解放される。エンリケ・リンやニカノール・パラといった、後に世界的な詩人となる人物たちとの出会いや、初めて恋に落ちたステジャ・ディアスとの邂逅によって、アレハンドロの詩的運命は、新たな世界へと紐解かれていく。
私の感触として・・・の話になりますが・・・、
前作「リアリティのダンス」は、
あまりにも濃ゆ~いシーンがつづき、
ヤワな私には精神的にキツイものがあり、
見終わった後、とても疲れてしまいました。
もう、ホドロフスキー作品を見に行くことは無いと思っていたのですが、
今回、友人に誘われて、
公式サイトや予告編を見てみると、
やっぱり惹かれるものがあって、見に行きました。
まあ、前作「リアリティのダンス」のときもそうだったんですけどね。
今回の「エンドレス・ポエトリー」も
前作みたいにキツかったらどうしようかと思っていましたが、
前作に比べると、
かなりソフトであったと思います。
まあ、
この映画をソフトと表現するのもどうかと思いますが・・・。
そう、全然ソフトではありません。
やっぱり濃ゆくて、エキセントリックで、強烈で・・・、
でも現実的であり、共感もあり・・・、
一年の終わりに、
刺激的な一撃をいただいたような気がします。