久しぶりに
娘(20代半ば)が里帰りしてきました。
娘が我が家に帰ってきたとき、
必ずやることがあります。
ピアノで「エリーゼのために」を弾くこと。
小学校4年生頃まで習っていたピアノ。
最後の発表会で弾いたのが、
ベートーベンさんの「エリーゼのために」です。
その後も、
この曲だけは、折にふれて弾いていました。
すこぶる気分のいいとき、
逆に、イヤなことがあったとき、
自分で自分を元気づける必要があるとき、
ストレス解消、・・・・などなど、
娘はよく「エリーゼのために」を弾いていました。
ベートーベンさんにはだいぶ助けてもらったと思います。
母として、ベートーベンさんには今でも感謝しています。
ただ、大学進学と同時に家を離れ、
ピアノを触る機会がどんどん減っていき、
初めから終わりまで気持ちよく弾くことが
困難になってきて、
今回の里帰りでは、
「あれ~?、あれ~?」と言いながら、
曲の最後までたどり着くのに苦労していました。
不完全燃焼だったのか、
そのあと、
「もしもしカメよ、カメさんよ~♪」を、
声を限りに歌っていました。
なぜ、「もしもしカメよ」だったのかは、
母の私にもわかりません。