今から7,8年前のことです。
当時中学生だった女の子が、
事情でモズクを飼えなくなって、
貰い手を探していました。
(モズクはその女の子が付けた名前です)
我が家にも知人を介して打診がありましたが、
ウチには気性の荒い三毛猫ハナちゃんがいたので、
お断りしました。
知人からの打診から2か月ぐらいたった頃、
貰い手が全然見つからないこと、
モズクが無人の家にひとりでいて、
その女の子のおばあさまが、
ご飯とトイレの世話だけ通っているということ、
おじいさまから、
保健所に持っていくように言われていること・・・
などを聞き・・・・
結局、
ウチで貰ってしまいました(^^)v
初めてモズクと対面したとき、
黒くて長い毛なみの優美な猫だったので、
少々面喰ってしまいました。
私の貧困な頭は、
猫と言えばそこらをウロウロしているノラ猫しか
思い描いてなかったので、
「なんか上等そうな猫が来たでー」
と、うろたえたのでした。
だいたい、こんな猫やったら、
貰い手なんぼでもおったんちゃうの?
ホンマにちゃんと探したんか?
と、内心思ったのでした。
でもまあとにかく、
モズクは我が家の猫になったのでした。
ウチの家風にすっかりなじんで、
優美さは影をひそめてしまいました。
ハナちゃんとは、ちっともうまくいってませんが、
お互い関わらないように、なんとかやってるみたいです (^_^;)
おわり